なぜキックボクシングをするのか?

キックボクシングを習う理由

ここ数年でキックボクシングジムはかなり増えてきました。
フィットネスとして、格闘技として、子供の習い事として
ジムによって様々な色がありますが、キックボクシングを行う理由、メリット、デメリットはどんなものが考えられるでしょうか?
当ジムの考えるキックボクシングを色んな観点からご紹介致します。

今回はフィットネスとしてのキックボクシングについて

フィットネスとしてのキックボクシング

キックボクシングはダイエットとして男性のみならず、女性にも人気です。
それにはさまざまな理由がありますが注意しなければならないポイントもあります。

なぜフィットネスとして人気?

キックボクシングは全身運動です。ボクシングと同様にパンチを行い、そこに太ももの高さを蹴るローキック、お腹の高さを蹴るミドルキック、顔の高さを蹴るハイキックなど場合によっては高く足を蹴り上げます。
こうした股関節が動き、同時にお腹周りにも刺激が加わる動きを素早く行うため、カロリー消費は激しくなります。
慣れるまではぎこちない動きを一生懸命行うため、身体は余計にカロリーを消費します。上達してくると身体の使い方が省エネになりますが、長時間動くことが可能になります。ランニングなどと同じようにカロリーを消費することができますが、1番の違いはそこに楽しさがあることです。単純に同じ動作を繰り返すランニングなどの有酸素運動とは異なり、様々な動きを行うため、飽きにくい。そして上達してゲーム感覚のスパーリング(マススパー)ができるようになると、より楽しく身体を動かすことが可能です。
こうした有酸素運動として優れている一方で、呼吸の緩急や力強く瞬発的に力を発揮する無酸素運動の側面も併せ持つために、カロリー消費が大きく、ダイエットのためのフィットネスとして人気になっています。

様々なキックボクシングエクササイズ

フィットネスとしてのキックボクシングには色んな種類があります。

1.キックボクシング・エクササイズ
エアロビクスの要素の高いキックボクシングです。音楽に合わせてリズミカルに行い、20分〜30分動くことでカロリーを消費します。
メリット・・・音楽に合わせて気持ちよく、楽しく動ける。
デメリット・・動きを覚えるまで効率が落ちる/強くなれるわけではない


2.暗闇キックボクシング
人目を気にせず、光と音楽に合わせてサンドバッグ打ちなどをすることでカロリーを消費します。
メリット・・・人目が気にならない/ストレス発散
デメリット・・慣れてしまうと飽きる/強くなれるわけではない


3.キックボクシング
キックボクシングジムでミット打ちやスパーリングを行ってカロリーを消費します。
メリット・・・強くなれる/ストレス発散
デメリット・・強度によっては痛い


この他にも色んな形でキックボクシングを提供しているジムがあります。

トータルフィットネスジム繋は3のキックボクシングジムです。
ミットうち、サンドバッグ打ち、実践を行います。
(実戦は強制ではありません。強度は経験の浅い方に合わせて行います。)
筋トレを行なって,キックボクシングを行うという流れが人気です。

ご自分の希望に合ったジム、エクササイズを選びましょう!

フィットネスとしてのキックボクシングの注意点

フィットネスとしても人気なキックボクシング。
でもこれを知らずにやっていると効果が見えてこないかも・・・

動きが小さくなっていないですか?

キックボクシングにはパンチとキックがありますが,どちらもフィットネスとして行う場合も強くなるために行う場合も共通して注意しなければならないことがあります。
それは動きがコンパクトになり過ぎることです。
パンチは肘先だけの動きになり,肘が伸び切るよりも先に引いてしまう。いわゆる手打ちになってしまうと消費カロリーは大幅にダウン!パンチは肩甲骨から出して、肘を伸ばし切るようにした方が肩甲骨周りの活性化により代謝が上がります。動いている時のカロリー消費だけでなく,終わってからもしばらく代謝の高い状態のキープが期待できます。

キックも同様に膝先だけの蹴りになっていないでしょうか?しっかりと膝を伸ばして蹴り,踵から引いて戻すことで腿裏にも刺激が加わり,シェイプアップには重要な要素となります。また,軸足を爪先立ちにすることで足首周りのシェイプアップが期待できるのでおすすめです!

その場で動いてないですか?

サンドバッグやミット打ちで注意したいのはその場で、動かずに打つことです。
カロリー消費を狙うにはたくさん動く必要があります。
ミットを打つ時,サンドバッグを蹴る時,その場で打っていないでしょうか?
一歩踏み込んで打ち、一歩バックステップして元の位置に戻る。これだけの動きでカロリー消費は倍増!もちろん呼吸やスタミナ的な疲れも感じますが,慣れてきて疲れなくなったと思ったとき、スタミナが上がったのではなく、踏み込むことを忘れてきている可能性があります。
今一度踏み込みを意識して,前後に常にステップ!
(この時も爪先立ちステップがおすすめ!)

サンドバッグ押してませんか?

ジムでは欠かせないサンドバッグ打ち。これを知らずにやっていると自分の理想の身体とは違ってくるかもしれません。
サンドバッグ打ちをしている時,サンドバッグが大きく前後に揺れていませんか?
大きく前後に揺れるのはサンドバッグを押してしまっている可能性があります。
サンドバッグは重いので,それを腕で押す、足で押すことで筋トレと同様になり,女性の皆さんは望んでいない身体になってしまう可能性があります。
(腕、太腿が太くなってしまう)
そうならないために,サンドバッグにパンチ,キックを当てたら素早く引いて戻しましょう。しっかりと当てて,引くことができているとサンドバッグは前後に揺れるのではなく,たわむように揺れます。一つの目安にしてみてください。
下記YouTubeで当ジムトレーナーがサンドバッグの打ち方について解説してますので,チェックしてみてください。

筋トレとキックボクシングを組み合わせよう!

いかがでしたでしょうか?キックボクシングをフィットネスとして行う場合、注意点も多々あります。効率よく身体づくりをするためにもしっかりとここまでのポイントを意識して動いていきましょう!

最後に,キックボクシングをフィットネスとして行う場合,代謝効率を上げるために先に筋トレを行うことがおすすめです。
体脂肪は筋トレなどの無酸素運動を行うことで脂肪酸とグリセロールというものに分解され,脂肪酸は血液中に流れていきます。
この状態を作った上で,有酸素効果の高いミット打ちやマススパーリングを行うことで効率よく血液中に出ていった脂肪酸をエネルギーとして使うことができます。
そこで初めて体脂肪が燃焼されたという状態になりますが,せっかく血液中に流れ出した脂肪酸もエネルギーとして使われなければ再びグリセロールとくっついて体脂肪に戻ってしまうので注意してくださいね。

トータルフィットネス繋では筋トレ設備も充実!ランニングマシン,エルゴメーター、アクセルバイクなどの有酸素マシンも揃えています。
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